2013年8月4日日曜日

病気のこと

 首元に腫瘍があるせいか、頭の血行が悪くて慢性的な偏頭痛とたまに来る吐き気に悩まされている日々です。このまま、抗がん剤治療になったら可なら辛くなるのかなと思いだした今日このごろです。

 さて、明日から放射線治療が始まるわけですが、それまで何も書かないのは寂しいので、調子のいい時にこれまでの病気の事について書いておこうかと。

 まず、神経繊維腫と分かったのは13年前。健康診断で右胸に影があった事。その時は放っておいてしまったのですが、その年に諸般の事情で当時務めていた会社を辞めることになって、暇なときに病院にかかっておこうと色々と病院にかかって判明しました。実は判明した時に、左の鎖骨あたりにも神経繊維腫があり、当時は楽に取れる方を先に取り、右の腫瘍は経過観察という方向になったのですが、この時の手術で「左反回神経麻痺」を起こし、嗄声。半年ぐらいかけて、普通に近い声へ回復。その後、復職して、定期的に通院しながら経過を見ていました。

 復職後、1年ちょっとしたら、転職し、仕事も厳しくなった来た数年後、通院もおぼつかなくなり、放置が続き、今年の3月、肩こりと頭痛が酷いので整形外科へかかると、10cmほどの腫瘍が右の胸にあるという事で、某大学病院で診察の結果、手術による摘出となりました。

 この時の手術が大変で、一度、反回神経麻痺をおこしているので、右の腫瘍の位置も同じような位置で、その当時、また嗄声が発生していたため、気管切開して様子をみるという大掛かりな手術になる。
 その手術も無事に終え、病理検査の結果が出た時に雲行きが悪くなって来ました。病理検査では、神経繊維腫ではなく、「孤立性線維性腫瘍」の疑いがあり詳しく調べるとか、この時は、経過観察で良かったのですが、退院の3ヶ月後のCTで転移がみられ、悪性末梢神経鞘腫と診断。現在に至るという感じです。

 どうやら、神経繊維腫は、悪性化するというのは知っていたのですが、忙しいを口実に通院をサボっていたのと、一人暮らしによる環境の変化、仕事のストレス等が重なったのではないかと。この辺を反省しつつ、今後の治療に臨もうかと思います。

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